侍ジャパンは2024年11月13日、オーストラリアとのプレミア12初戦に挑みました。試合は名古屋のバンテリンドームで行われ、日本が9-3で勝利し、国際大会20連勝を達成しました。この勝利は、2019年のプレミア12メキシコ戦以降からの連勝記録で、東京五輪やWBCも含めて無敗を対外的に印象づけました。
この試合の立ち上がり、先発投手の井上温大(巨人)は初回の先頭打者に安打を許しましたが、その後三振を奪うなどして無失点で切り抜けました。攻撃面では、オーストラリアの先発投手・L.ソープを攻め立て、1回裏に辰己涼介が犠飛で先制点を挙げます。
試合の展開は日本のペースで進み、4回には相手の失策も絡んで、得点を重ねて5-0とリードを広げます。2回裏には清宮幸太郎がヒットで出塁するなど、打撃陣の活躍が際立ちました。
しかし、試合が進むにつれて、井上投手は6回表にボヤースキにソロ本塁打を浴び、1点を失います。また、続く打者にもヒットを許し、降板する事態となりました。それでも、リリーフ陣がしっかりとリードを守り、試合を進めます。
この試合で特に目を引いたのは、チームの主軸として期待される栗原陵矢の活躍です。彼は5番に座り、試合を通じて攻守に渡って存在感を示しました。栗原は試合前に「やるしかない戦いが始まる。1、2打席目により集中したい」と意気込む姿勢を見せ、目に見える形での貢献を果たしました。
また、試合中に栗原のモデル妻、愛甲千笑美がSNSで全身侍ジャパンのユニフォーム姿を公開し、注目を集めました。彼女は自身のインスタグラムで夫の番号を背負い、「バナナのフルスイング」ポーズを披露して、応援の姿勢を伝えました。また、栗原はプレミア12の開幕に向けて、プレシーズンでの良いパフォーマンスも引き継いでおり、将来への期待感を感じさせます。
次戦は11月15日、韓国との対戦が予定されており、侍ジャパンは連覇を狙ってます。日本代表は今回3度目の開催となるプレミア12に元気に挑む姿勢が見えます。
今回の試合において、各選手がしっかりと役割を果たし、投打が噛み合った結果の勝利となり、今後の戦いに向けて大きな弾みとなりました。次の日程に向け、全選手がさらなる準備を進めています。